いつも忘れ物をする子どもとたまにしか忘れない子どもとはしっかり分けて指導する。
このことはしっかり自分に言い聞かせていたヨーコですが,どうもはっきりしません。
「あれ・・この子昨日も忘れてなかったかしら。」
「あれ・・今日はじめて・・?これまで忘れ物をしたことなかったっけ・・」
記憶だけでははっきりしません。
そこで,ヨーコは「忘れ物カード」をつくることにしました。
忘れたら,何を忘れたのかを書いてもってこさせるのです。これで記録が残るので,たくさん忘れる子どもとあまり忘れない子どもとが一目瞭然。
「リョータ君,もう5回目よ!」
「ゆきちゃんは初めてわすれたのね。」
すぐにわかります。
ヨーコは,うまくやった,と自信満々。主任のマキに報告に行きました。
「マキ先生!私,あれからだれがどれだけ忘れたかわかるように忘れ物カードつくったんです。」
「へえ。」
「ほら。こうしたら,たくさん忘れたことあまり忘れてない子がすぐにわかるんですよ。あまり忘れない子を叱ることもなくなりました。」
「いい,工夫をしたわね。」
マキにほめられて,ヨーコはうれしそうです。
しかし・・・
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忘れ物カードを使って,忘れ物を減らそう!