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12月となると、かなり寒い日が続きます。教室の中でも吐く息が白いというような日もあります。
それでも、40人近くの子どもがあつまればそこそこあったかくなるものです。
子ども達の熱気はすごいですから。
そこで私たちが気を付けるのは、子どもの服ですね。
教室に入ってきたときに、上着を一枚脱がせるのです。
そして、教室から出る時に上に着ていくようにさせます。
気を付けておかないと、外でも教室の中でも、ジャンバーやオーバーをきたまま、という子どもがいることがあります。そういう子どもは、室内と室外の急激な気温の差にからだがついていけなくて風邪をひいてしまうことが多くなりますので、服の脱ぎ着で調節することができるように声をかけます。
そのためには一枚脱いでも大丈夫なような服の着方をしておく必要があります。
時々、Tシャツの上にグラウンドコートを着て、それを脱ぐとTシャツ一枚になってしまうので脱げませんというような子どもがいます。
だから、学級通信とか懇談会とかで、寒い時に一枚上に着たり脱いだりできるような服の着方をさせてもらうようにお願いします。
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でも、教師にとってはつらい時期です。
いくら教室があったかいとはいっても、子どもが感じる気温と大人が感じる気温は違います。
大人にとっては、極寒地獄のような教室です。
それでも、子どもと一緒に、または率先して上着を脱いでみせ、5分休みなどでは、窓を開け放して空気の入れ替えをします。
掃除時間も窓を開け放して、子どもと一緒にバケツの水をくんできて、ぞうきんを絞って床を吹きますよ。
子ども達は寒い寒いと大喜びですが、教師にとっては実に過酷です。
今は、そんな時期。これが3月の頭まで続きます。
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