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私のクラスでは年間を通して一度も残滓がないので、わざわざ給食室の調理業務員さんが表彰状を持ってきてくださったことがありました。
いつも完食なので、うちのクラスだけすこ〜し大盛りにしてくださってあったにもかかわらずです。 

完食はよいことです。でも昼休みまで残して無理やり全部食べさせるなどということをしていたわけではありません。

秘密は、というと、女子が恥ずかしがらずにおかわりをするということと、全員に必要な量をつぎ分けた上で、さらに食べたい子どもには残りを均等に(ほんの小指の先ほどになっても!)分けるということだと思います。

女子が恥ずかしがらずにおかわりをする

高学年の女子は、本当は食べたくても何か言われそうという気持ちが働いておかわりをしない傾向があります。
私のクラスでも同じでした。
そんなとき、私は残りをまず二つにわけます。
男子の分と女子の分です。
「おかわりをしたい人」というと、まず男子がわーとやってきて並びます。
その子どもたちにわけてやっていると、決まって「先生!女子がいらんなら、ぼくたちに分けてよ!」といってきます。
ここがねらいめ。
すかさず
「だめ。これは女子の分。男子の分ではありません。女子がいらないというのなら、残念ながら先生が全部いただきます」
ここまでいうと、女子が「しかたないなあ・・・・そんなら食べるか・・」というような顔でやってきます。
これでOK。
これを繰り返していると、いつの間にか女子も恥ずかしがらずにおかわりを求めてやってくるようになります。
私のクラスでは、給食の飯缶にのこったスープを飲み干そうとして私から叱られる女子もいたほどでした。

しかし、基本的には男女の仲がよいことが土台にあります。
日々の学級経営が大事なんですが、このような給食指導も男女がなかよくなっていくためのひとつの手立てになりえると思います。   

並んだ子ども全員に均等に分ける

よく見るのは、あまった給食をじゃんけんでわけるという方法です。
それでもいいのですが、そうすると「じゃんけんまでしていらないや」とか「じゃんけん、あまり強くないからいいや」「2回3回と勝ち抜いて最後でまけるとくやしすぎる」などさまざまな理由で出てこなくなる子どももるんです。

そこで、私は、ひとつのハンバーグが残ったら、まず上に書いたようにように男子と女子半分に分けます。
あとは、それぞれほしいという子どもを並ばせます。
半分のハンバーグについて、5人並ぼうが20人ならぼうが、私はそのハンバーグを並んだ数だけ均等に分けてやりました。
ほとんどかけら状態になったハンバーグを、並んだ子どもたちはみんな大事そうに満足してもらって帰ります。
子どもたちは、たとえかけらであろうと、もらえばそれだけで嬉しいのです。

カレーなどの場合も同様です。
男女にわけることはできませんが、並んだ数だけ分けるのは同じです。
おたまにほんのひとすくいのカレーを、子供たちのお皿に分けていきます。
もし並んだ子ども全員にくばった上でさらにあまったら
「第2次募集です」というと、
さらに欲しい子どもがまた並びます。
同じように、トロリとほんのわずかなルーをかけていきます。
最後のひとすくいまでなくなってしまいます。

こうして、私のクラスでは、年間を通じて残滓が一度もなく、子どもたちも満足して給食時間を楽しむことができましたよ。

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