4月20日にkdpより新刊が出ますので’お知らせします。
 

「私のシドニー派遣教員日記〜人生に8つの色をつける」
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前著「25年前からのパソコン通信」の続編です。


 私は25年前にシドニー日本人学校に派遣され、1995年3月まで3年間現地の日本人の指定の教育に当たっていました。


 日本に帰ってから困らないように日本の教科書の内容を教えることを期待されながら、現地では社会環境、自然環境などによりそれがうまくいかない、というようなジレンマの中でジタバタしていたわけですが、そこで必死に現地の教育と向き合っていたことが、25年経った今、どのように私を成り立たせているのかという内容です。
 

 8つの内容からなっています。


 オーストラリアの中で日本の教育を行うには時に起こるさまざまなできごとをまずは受け入れることからスタートすることが現在の傾聴の態度へとつながっていることを書いた「まずは受け入れよう」


 日本とのあまりの環境、文化の違いに流されないように、誇りと自信を持ち続ける必要について書いた 「誇りと自信が必要だった」


 異国の中で力強く生きている子ども達からの学びを書いた「子供達に多くのjことを学ぶ」


 とても日本と同じ内容の学習ができない、という状況の中で工夫次第で学習指導要領をクリアしようとなんとか工夫した「なんでもやりようはある」


 現地スタッフや子供達とうまくやっていくために必要だった「折り合いをつけること」について書いた「折り合いが必要だった」


 32歳までまったく英語がわからず、中学2年性の英語の教科書もよめなかった私が、帰国の頃には日本語よりも先に英語が頭に浮かぶようになり、今でも英語の勉強を続けている秘密を書いた「32歳からでも英語は身につく」


 特別な能力も実績もない私でも、継続することでいくつものプロジェクトをやりとげる「積み重ねる力」を発揮する原点となったことを書いた「積み重ねる力」


 付録には、オーストラリアの子供達との一連の図工の授業の記録を載せています。



 全編を通して描きたかったのは、
スマートでなくてもいいから、ジタバタしていてもいいから、真摯に誠実に教育に向き合ったことが今の私を成り立たせている原点になっているということです。


 付録の実践記録など、オーストラリアの子どもたちから大嫌いと言われながらもなんとか彼らを楽しく表現できるようにしようとジタバタ工夫し続けた悲惨な記録ですし、おまけに奇跡も起こりませんでした。それでも、誠実にやり遂げたということが自信となって今の私につながっています。


 だめなら改善すればいいのです。

 それを私はジタバタする、と言っています。


 オーストラリアの子ども達から大嫌いと言われなくなりましたし、私の横であれこれしゃべりながら時には私のものをまねしながら活動するようになりましたので、それをもって成果といって言えなくもありません。

 でも、私に素晴らしい成果かを残したとは到底思えません。


 でもそれでもいいのです。


 教育は長い時間がかかるのです。

 何が成果かわかりません。

 25年経った今になって、あの子ども達が当時の私のジタバタぶりから何か学んでいるかもしれないのですから。


 その時にはだめだったけど、あとからじわじわきいてくる。

そのために、私は今のこの時にやれることを誠実にひとつひとつやっていくということをし通しました。


 それが今の私に自信を与えてくれています。

私はスーパー教師ではありませんが・・・。



 前作「25年前からのパソコン通信」は、主に海外引っ越しから始まる生活編だったし、記録を取り続けるということの有用性を書いた本だったので教師でない方にも汎用性がある内容でしたが、今回の本は、学校内のこと、特に授業記録などをたくさんいれていることから、教師の方によりお役に立てる内容になっているのではないかと思います。


 それでも、執筆中の仮想読者は日頃おつきあいのあるTwitterの仲間だったので、教師でない方でも読んでいただける内容になっていると思います。
 

4月20日(木)、AmazonのKDPよりリリース予定です。