8/28日に、学力学習状況調査の結果が公表されました。

azen

県の平均正答率の順位にはさほど興味はないのですが、秋田県などの常に上位にいる県については興味があります。


さて、結果の中で興味深かったことがあります。

第1に,部活の時間と、平均正答率の高さには相関関係があることです。

因果関係ははっきりしませんが、相関が成り立つのは間違いないことのようです。


例えば,部活を1~2時間やっている生徒,2~3時間やっている生徒,3時間以上,まったくしない,というくくりでは,1~2時間やっている生徒の平均正答率が一番高く,全くしない生徒の平均正答率が一番低かったというのです。


その事実の上に立って何をどうするということですね。

ただし,この統計では,部活の時間と平均正答率の,どちらが原因でどちらが結果なのかはわかりません。あくまで相関関係があるということです。


このことをもって,「部活の時間は最低でも1~2時間」とか「1~2時間部活をやれば学力が上がる」などのように結び付いていくと困ります。


二つ目は、自己肯定感の増加傾向。



平成26年度以降増加傾向があるそうです。

学力の経済学では、学力が向上すると自尊感情が高まるというエビデンスがあると述べられていますが、それと関係あるのでしょうか。


少しずつ学力が上がっているのなら、エビデンスの通りになるのでしょう。



さて、これから教育委員会が活発に動き始めます、


県や市の学力の分析を行い、各学校に指導。各学校では、それをもとに各校での取り組みを明確化して今後の取り組みを行います。


相関関係と因果関係とを取り違えない,教育行政を行ってほしいと思います。


そして,一番大切なのは,子どもの学力をあげるため,という視点。一人一人をみることです。突出したわずかな高得点層が高い平均正答率を引っ張っているというようなのではだめなのです。