9月9日 No.72

lala2

運動会の練習3

 いよいよ本格的にダンスの指導を始めた。中心となって指導してくれるのは2年のO先生とロペス先生、そして我がウェブスター先生である。


 子どもたちは男子がカンガルー、女子がエミューになって踊る事は昨日お話しした。

 今日は踊りを入れたが、カンガルーもエミユーも動作がとてもかわいらしい。


 大人にとって簡単なことが、子どもにはなかなかできない。

 「前方に1、2、3、4とリズムに乗せて歩いていく」ということから既につまずいている。

 まず、「1」が一斉に出ない。必ず遅れる子どもがいる。


 さらに「4」では足を揃えるのだが、これも難しい。どうしても足を踏み出してしまう子どもがいる。さらに続けて「後方に、6、7、8と進み,8で足を揃える」等に至ってはまだまだ全滅状態。

 どうしても「4」で一息入れてしまい、続けて動作することができないのである。リズム感の良い子はすぐにできることだが、普通はなかなかできないようだ。


 「スキップしながら。」と言う動きが間に入るが、このスキップができない子がかなりいる。数えようと思っても、理屈で数えるとかえってできなくなってしまうことが多い。

 「左足でポンと飛び上がってそのまま左足で降り、すぐに右足を前に出してその足で飛び上がって見出しで降りるのだよ。」といってもできない。

 手をつないで一緒にしてあげてもできない。

 「スキップしなくてもいいからリズムに合わせて両足揃えてぴょんぴょん飛びながら前に進みなさい」と言うといつの間にか知らずにできていたりする。


 家でも1つ見てあげていただきたい。

力を合わせて大きなかぶを引き抜こう

 壁に大きなかぶの形を切り抜いて貼り付けた。

 次に緑色の紙を葉のように切り、壁に貼り付けた。そうしておいて子供たち一人一人にかぶを抜いている格好の自分を描かせて切らせ、葉のまわりに貼らせた。みんなで一斉にかぶを抜いているような感じになった。


 その横に、「力を合わせて大きなかぶを引き抜こう」と書いた紙を貼った。

 みんなで力を合わせてできるようになったことを探させ、1つにつき小さなかぶを1枚,大きな壁に貼り付けることにした。


 とりあえず、「(みんなで力を合わせて草むしりをしたので草がなくなった。」と書いた小さなかぶを1つ用意してやった。このかぶを早く貼れるように頑張ろうと言うことになった。

大きなかぶの音読

 家で毎日音読に励んでいる事だろう。

 「おおきなかぶ」は読んでいるだろうか。教材も一応は読ませていただきたい。


 ところでこのお話の面白いところは「繰り返し」である。

 低学年の題材はこの繰り返しの楽しさのあるものが多い。これは民話などにも言える。

 子どもたち相手に「日本一のきびだんごじゃ。」「1つ下されい。お供しますけん。」「1つはどうなん。半分やる。」と桃太郎の話をしてやると、きじの所では覚えてしまって、語り手と一緒になって自分たちも語る。それはそれはうれしそうに語る。こうやって昔の子どもは昔語りを1つ覚え、2つ覚えしていたのだった。


 このお話も繰り返してあるが、実は少しずつ変化しながら繰り返している。

 「うんとこしょ、どっこいしょ。」は6回出てくるが、この6回は全部中身が違う。つまり、1人ずつ声の出し主が増えているのだ。かぶに対する願いがだんだん強くなっていっていると言っても良い。…とすると、全て同じ読み方ではない。少しずつ盛り上がっていく読み方になっていくはずである。

 音読の良いところはここだ。声に出して読むことで、より内容の理解を深めていくのである。音読は理解するためにするのだ。