9月20日 №75
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子どもたちはバス通学ですから,時間が来たら,どんな楽しいことをしていようが,切り上げて子どもたちをバスに連れて行かなければなりません。
何かのイベントの時には,何でもそこそこに,子どもたちを体育館に連れて行きます。
バスに間に合うということが第一義的な目標なのです。


今日も大変な子供たち

 金曜日のメニュー。

 朝来てすぐに着替え。

 8時30分椅子を持って運動場へ 見学席に椅子を並べてから入場行進の練習。

 それから開会式。校長先生の話、国旗掲揚、優勝杯返還などの間、ひたすら立っている。

 プログラム1番ラジオ体操で体を動かした後、休憩。

 2時間目は応援の練習と閉会式の入場練習。


 みっちり鍛えられた2時間。最後の20分は「あと何分…」とそればかり気にしていた。


 しかし、それだけでは終わらない。今週いっぱいは昼休みには応援練習とリレーの練習が待っている。


 お弁当をものすごい勢いで食べさせ、リレーの子、お弁当応援の子と分かれて練習へ。練習が終わったら飛んで帰って帰りの用意をし,バスに急ぐ。

 なんとまぁ、大変な1日だったろうか。

 しかし来週は昼休みの応援練習がなくなるので少しは楽になる。

1年生にとっては少~し大変な運動会前の2週間。本校の子はみんなそうやって大きくなりました。最後の1週間、頑張りましょう。

エール交換…?

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 応援練習の時、「エール」と言う言葉が英語にあるのかどうか気になってウェブスター先生にお聞きしたところ、「エールはビールのことだ。」と言う返事。


 「ではオーストラリアではこのような相手の健闘を讃えるようなことを何と言うのですか」と怪しげな英語のような言葉で聞くと、「Gleeting to other team?Respect? We say hail.」と言う返事。


 「ヘイル」と発音されました。例のヘイル(以前降って車をぼこぼこにする被害をもたらしたソフトボール大の超巨大な雹のことをヘイルと言っており,私たちはヘイルという言葉を聞くと縮みあがった)と同じ発音ですが、意味は違うのだそうです。


 「Heil Emperor!」などのようなに使うのだそうです。

 「それじゃあハイル・ヒットラーと同じですかね?」と聞くとまさにその通りとのこと。大昔は「こんにちは」の代わりに「ヘイル,◯◯さん」と言っていたそうで、「Hello」はここからきたのではないかと言っていらっしゃいました。


 われわれが「エール」と言っているの英語ではヘイルなのだ、ということがわかりました。


 それでは英語のヘイルがなぜ日本では「エール」になったのか、という疑問が残りました


 体育のT先生にお話ししたところ、興味を持たれ「調べてみよう」と言うことになりました。


 まず外来語辞典で調べてみましたらなんとあっさり解決。「エール」は「Yell」である、とあるではありませんか。「エール」は「ヘイル」ではなかったのです。「Yell」だったのです。


 ところが、これで終わらなかった。


 ウェブスター先生にお聞きしたら「そうです。叫ぶことです。しかし健闘をたたえると言う時に使う言葉ではありませんよ。叱る時に声を張り上げるが、ああいう叫び方です。」

ロペス先生も出てきて「そうそう」と…。


 とすると、エールは本来、相手をたたえるのではなく、相手に罵声を浴びせることなのか?

日本でエールと言っているのは間違いで,「エール交換」では「罵声の浴びせない」になってしまうのか?

「ヘイル交換」と言わなければならないのか?


 この疑問はその日の夕方には解けました。


 T先生がガーリー先生にお話しされたところ、Yellの意味はオーストラリアでは「罵声」のニュアンスだが、アメリカでは「声援」と言う意味になるのだと教えてもらったと言うことです。


 イギリス英語とアメリカ英語の違いでした。


 これで解決。我々が「エール」と言っているのはアメリカ英語だったのです。


 「こんな、当たり前のことを長々と…」とお思いになっていらっしゃる方、すみません。知らなかったもので…。