2017年08月

 2学期が始まったところも多いことでしょう。

 ほんの数年前までこの時期はまだ夏休みだったのに、学力向上の名の下に、学力向上のための準備の時間として貴重な8月の最終週が授業時間に変わりました。
 時間数さえ増やせば子どもが賢くなるという、いつもの考えです。

 ぼやいても始まらないので、私たちは前に進まなければなりません。
 準備時間を減らされても、タイムカードを投入するから早く帰る意識を持てと言われても、目の前に子どもがいるのですから。

 そこで、まずは、宿題をできるだけ早く目の前から無くしましょう。
 全員の分の宿題を見るのは大変ですが、できれば今週中に返してしまいましょう。
 工作など、いつまでも飾っておくと、せっかくの作品に埃が積もったり、色あせたり、まずい場合は友達が触って壊れてしまったりします。

 延ばしてもせいぜい参観日の展示まで。

 私はなかなか線が引けない人間だったので、まごまごしているうちにとうとう返す時期を逸してしまい、何と2学期いっぱい持っていたことがあります。
 子どもも、そんなもの今更返してもらっても、と困惑していました。
 できるだけみんなに見せてやろう、この作品を活躍させてやろうと思う気持ちが、完全に裏目に出てしまいました。
 ですから、それからは、作品が綺麗なうちに返すようにして来ました。

 恥ずかしい失敗です。

8/28日に、学力学習状況調査の結果が公表されました。

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県の平均正答率の順位にはさほど興味はないのですが、秋田県などの常に上位にいる県については興味があります。


さて、結果の中で興味深かったことがあります。

第1に,部活の時間と、平均正答率の高さには相関関係があることです。

因果関係ははっきりしませんが、相関が成り立つのは間違いないことのようです。


例えば,部活を1~2時間やっている生徒,2~3時間やっている生徒,3時間以上,まったくしない,というくくりでは,1~2時間やっている生徒の平均正答率が一番高く,全くしない生徒の平均正答率が一番低かったというのです。


その事実の上に立って何をどうするということですね。

ただし,この統計では,部活の時間と平均正答率の,どちらが原因でどちらが結果なのかはわかりません。あくまで相関関係があるということです。


このことをもって,「部活の時間は最低でも1~2時間」とか「1~2時間部活をやれば学力が上がる」などのように結び付いていくと困ります。


二つ目は、自己肯定感の増加傾向。



平成26年度以降増加傾向があるそうです。

学力の経済学では、学力が向上すると自尊感情が高まるというエビデンスがあると述べられていますが、それと関係あるのでしょうか。


少しずつ学力が上がっているのなら、エビデンスの通りになるのでしょう。



さて、これから教育委員会が活発に動き始めます、


県や市の学力の分析を行い、各学校に指導。各学校では、それをもとに各校での取り組みを明確化して今後の取り組みを行います。


相関関係と因果関係とを取り違えない,教育行政を行ってほしいと思います。


そして,一番大切なのは,子どもの学力をあげるため,という視点。一人一人をみることです。突出したわずかな高得点層が高い平均正答率を引っ張っているというようなのではだめなのです。

9月7日 №70

席替え、班つくり

席替えに伴って、今日より初めて「班」を作った。4人のグループ光と6人のグループを1つ。
これまでは個人での活動であったが、これからはグループを意識した活動を取り込んでいく。


友達と協力したり喧嘩したりする中で社会性が育っていく時期である。早速弁当の時間も机をくっつけて食べるようにした。


喋るのが楽しくて食べるのが遅れてしまう子どもがいるのではないかと思っていたが、そう心配はなかった。


ジャンケンで班長を決める。1班G太君、2班Kすけくん、3班Hあき君、4班U君が班長になった。早速安全教室用のメガネ作りの材料到達の仕事をしてもらった。

春の花だん 生活科

困ったことに、5月に種をまいたおじぎそうやミニトマトが芽を出さず、植えた覚えもないヒヤシンスやチューリップが花壇に厳然とある。
子どもに何と言って納得させよう。一昨年植えていた球根が芽を出したものらしい。


とにかく、休み中に草でいっぱいになっていたので、みんなで行くことにした。


生活科になると俄然元気が出てくるA人くんは、盛んにリーダーシップをとってどんどん草を抜いている。畑仕事が本当に好きな子だ。


M里さんが畑にある草と同じものが校舎のすみに生えていることを教えてくれた。このことから、畑の草たちが、自分たちがまいたおじぎそうやミニトマトではないと言うことがわかったのだが(まきもしていない校舎のすみにも同じものがあったのだから。)こんなところまでしっかり見ていることに驚いた。


種をまいた覚えもないのに、こんなにたくさんの草が花壇に生えている、ということから、草にもちゃんと種があるのだと言うことをその辺の雑草で見せた。

それが大変印象深かったと見えて、UさんとR奈さんは草抜きそっちのけでその辺の草に見とれいる。ついに、「この芝生のない土にも,見えない種がちゃんとあるのに違いない」と言ってじょうろで水を撒き始めた。


黙々とものも言わずに草を抜いているのがMやさんUみさん、Kすけくん。1人で抜いた面積としてはMやさんが1番広かったようだ。


UみさんとKすけ君が一つ一つ丁寧にとり、大切に左手に束にしていく。見た目には緑色の花束のようになった。

草も,こう丁寧に扱うとほんとにきれいなものだと実感してるようだ。

「お母さんにお土産に持って帰ろう」なんて言っているんだもの。

Uみさんは本当にきれいに洗って束にして持って帰った。

運動会の練習1

今日より1、2年生合同での練習を始める。


今日はラジオ体操の3番までの指導と徒競走の練習。

ウェブスター先生によると毎年並ぶ練習だけでずいぶん時間目を食われる言う。

開会式の並び方、タンスの並び方、徒競走の並び方,ゲームの並び方、といくつもの並び方があるので、子どもが混乱してしまうのだと言う。

そこで、並び方は最小限に抑えると言う1つの方向を作った。ダンスは開会式の並び方をかねよう、などのように。


早く並べ方を覚えるように、現在手を変え品を変え、覚えさせる工夫をしているところだ。


そのせいか、全体の並び方から徒競走の並べ方になり変えさせたところ、わからない子どもゼロと言うパーフェクトの成績。

ウェブスター先生が「Amazing!」と言っていた。


徒競走の練習は、かなりやらないといけない。子どもはコースの上をまっすぐ走れないのである。隣の子に負けまいと、右左に顔を動かして隣の様子を見ながら走るのでぐらぐら体が揺れる。

まっすぐ前を向いて走る指導をしないとコースを超えて斜めに走るので隣の子どもとぶつかってこける危険がある。


今日は何とか走れていた。


9月ですが,「春の花だん」をやっています。
ようやく冬が終わり,これから春になるのです。
それにしても,抜いた草を大事に束にしておみやげにする,というのが1年生ならではの姿ですね。
すてきです。
今なら,どんどんその姿をデジカメで撮るところですが,当時はまだフィルムカメラの時代。
そんなになんでもかんでもシャッターを切るわけにはいかなかった時代です。
それでも残しておきたかった姿ではありますね。

いよいよ運動会の練習が始まります。
1,2年合同での競技やダンスの練習です。
中学部まであるので,各学年ごとにそれぞれでやる時間がないのです。

ラジオ体操を外国の子どもと一緒にやるのも面白いですね。
日本の子どもは,帰国してからすっと入っていけるようにちゃんと教えるのですが,運動会では,「インタークラス」の子どもも一緒にやるのです。
その辺の事情は,下に紹介してある本に詳しいのでよろしければどうぞ。

9/8 No.71

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運動会の練習が始まりました。
1年生は,思いと体の動きがうまく連動していないので,自分はまっすぐしていると思ってもまがっていたり,曲げているとおもっていてもまっすぐのままになっていたりします。

並ぶ,ということ一つとってみても,言葉ではできるようになりません。
「自分は並んでいる」と思っているのですから。
並ぶとはこんなことだよ,と様々な手を使って教えなければなりません。
そういう一つ一つの積み重ねが始まります。

運動会の練習2

 今日の練習はラジオ体操の4番から6番。胸をそらす運動、体を横に曲げる運動、体を前と後ろに曲げる運動である。

 子どもたちは体を横に曲げる運動がなかなかできず、手だけを曲げたり、体を前に倒したりするので、見てあげていただきたい。きれいに横に曲げることによって初めて上体の横の筋肉を伸ばす運動になる。形がきちんとできていないと運動にならない。


 3番から4番へのつなぎは、「左足」を前に出す。ここでも家で話題にして、できれば一緒にしていただきたい。


 その後は徒競走。
 今日は入場門のところに選ばせたが、昨日と変わって全く並べない。なぜか。それは、昨日はコースの上に並ばせていたからである。線と言う基準がないところでは全くダメだった。


 それから、いよいよダンスの練習を始めた。エミューとカンガルーになって踊る。ブッシュ・ダンスのイメージであるが、音楽は軽快なオーストラリアミュージックである。


 明後日からはゲームの指導が入るが、これもそういうイメージで準備を進めている。低学年はアボリジニの「ドリームタイム」で迫ってみたい。ちょうど先週の金曜日のアボリジナル文化鑑賞会後でタイミングが良い。

たして10になる数の習熟を

 10からの引き算や、足して10になる数を求める計算を混ぜて20題だし、子どもの習熟度を調べてみた。


 その結果、思ったよりも時間がかかることがわかった。

 4分が1人、5分から9分まで10人、10分以上が7人もいた。


 「10 − 3」などの簡単な問題ばかりなのでほとんどの子どもが10分かからずにできるだろうと思っていたので,少々意外であると同時に困った。


 例えば、黒板に「10 − 3」と書いて、「答えが分かった子から手をあげなさい」と言ったが、すぐに手をあげられる子供が5人といない。「う~ん」と頭を抱え込んでしまう子供もいる。


 と言って、わからないわけではない。今日は時間がかかったが、ほとんどが100点。2問間違いが1人、1問間違いが2人、勘違いが2人と言うところであったからだ。


 数の操作はちゃんとできている。わからない子供はいない。しかし、時間がかかりすぎている。

これでは、繰り上がりの足し算になった時に、かなりふうふう言わなければならないだろう。


 そこで、「7!」と言ったら「3!」とぱっと出てくるようにしたい。

 ちゃんとわかっているのだから、後は習熟のみである。反射的に出てくるようにさせたい。結局はそこに行き着くのだから。


 教室に「1と9 2と8 3と7 4と6 5と5」と書いた紙を貼った。この5つだけだ。

いつも目に触れさせておきたい。


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できるならば,後は練習。
よく,時間と時間の間に,子どもたちにフラッシュカードのようにして見せて意識づけていました。
だんだんパット言えるようになっていきました。

9月6日 №69
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2学期が始まりました。
短い「冬」休みも終わり子どもたちが帰ってきました。
いよいよ運動会が目の前です。
さっそく運動会の練習が始まります。

2学期スタート

子どもたちは体調を崩したりすることなく快調なスタートを切った。

始業式の翌日から,早速S.J.Sタイムや,体育の時間に運動会の練習であるが、それにもずっとついてきている。

並び方など大変上手である。
オープンデー、ジョイントコンサートの時と違って、自分の位置をちゃんと覚えており、さっと並ぶことができるようになっている。
間に休みをおくと、こうした子どもの成長を発見しやすくなっている。


9月いっぱいは運動会,運動会の日が続く。シドニー日本人学校3大行事。その最後の1つへ向けて、学校中の歯車が回りだした。

子どもたちを溺れさせないようにと今自分に言い聞かせている。

成長の話2題

国語で大きなかぶをやっている。

先週のある1時間「。」交代で全員に音読させた。


驚いたのは誰1人として拾い読みをする子どもがいなかったと言うこと。

つっかえはするが、ちゃんと文節単位の区切りで読んでいる。
確実に読みの力が上がってきている。


鉛筆の持ち方を調べた。
エミュークラブナンバー56 7月20日に「鉛筆の持ち方3態」という題で載せているが、ほとんど変わっていない。


みるみるうちに成長していくことと、なかなか変化が見られないことがある。

鉛筆、はしの持ち方などは後者の良い例であると思われる。繰り返し繰り返し注意を促していく必要がある。


この辺、家庭と学校との連携が必要。
(…とは言っても「はしの持ち方の指導」までは、よほどの理由がない限りごめんです。日本で「うちの子のはしの持ち方がおかしい。ちゃんと給食時間に指導してほしい。」と言ってきた親がいたが…。)

アボリジナル文化鑑賞会

3日金曜。
モンティさんのブッシュダンスや、ディジュリドゥなどを通してアボリジナル文化にほんのちょっぴり触れた1時間。


良かったのは、踊りに子どもたちを参加させてくれたこと。
モンティさんがブーメランを鳴らしながら踊るその後を、大喜びで踊りながらついていく子どもたちを見ていると、ハーメルンの笛吹を思い出した。本当に楽しそうな子供たちの表情であった。

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さらに踊りや体の装飾の意味を一つ一つ説明してくれたこと。


ヘビやクッカバラ,カンガルー,エミューといった動物たちの動きを豊かに表現しているダンスには、動物と共存しながら生きてきたアボリジニたちの文化を感じることができた。

モスキートを追い払うことまでダンスにしてしまう豊かさ。

子供たちはどっぷりと浸りきっていましたよ。

私も。

8月10日 №67
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紙上討論会も第4回となりました。
今回で最終回となります。


司会

 子どもが本を好きになるための環境を作ると言う点でお話が進んでいますが…。

 Gさんのお子さんは図書の時間のある木曜日は帰宅すると着替え、宿題はそっちのけで借りてきた本を夢中で読んでいると言う事ですが、思い当たる点をお話しいただけませんか。

Gさん

 そうですね…。育児中は読書が唯一の楽しみでした。父親も日ごろからよく本を読んでいましたね。

司会

 日々の生活の中で親が本を読む姿を自然に見て育ったと言う事ですね。

Gさん

 はい。よちよち歩きの息子が「僕にも読んで!」と1冊の絵本を持ってきたことが第一歩であったような気がしますね。


 また、週末には家族で図書館に行き、本を借りるのを楽しみにしていました。読む読まないにかかわらず、図書館に親しんだのも良かったと思います。

司会

 まさに最大の環境は親自身の姿であるといったところですね。読み聞かせ等はいかがでしょうか?

Gさん

 2歳位まではテレビ、ビデオをほとんど見ずに育ちました。夜中の番組はまだ数えるほどしかなく、ビデオもありませんでしたので…。ですから絵本を読み聞かせる機会が多かったですね。

司会

 ありがとうございました。


 さて皆様方のご協力を得て盛り上がった第一回紙上討論会。

 数々のご意見で分かったことといえば、子どもを本好きにするための数々の環境作りをすること、そして子ども自身の本の選択を大切にするといったところでしょうか。


 私も教室で何らかの環境作りをと思いました。紙上討論会の1回目の頃より小さな時間を利用して読み聞かせを始めたところです。

 効果はてきめんで、休み時間になると続きが知りたくて本を借りに来る子どももいます。


 さて、これで第一回紙上討論会を終わります。


 また、適当な議題があれば2学期に第二回の討論会を開きましょう。

 それではごきげんよう。ご協力ありがとうございました。


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 初めての紙上討論会が終わりました。
 始めるときにはなかなか面白い取り組みだと思っていたのですが,いただいたお手紙を討論会形式にまとめなおすというのはなかなか骨の折れるものでした。
 でも,改めて通して読んでみると,なかなかよい読み物になっていると思います。

8月2日 №65

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保護者の皆さんもだんだん雰囲気に慣れてきて,ご意見をいただけるようになってきました。
どんどん中身が充実していきます。


司会

 先程のCさんのお話しし、司会としては大変感謝いたしております。
 特に「1人で読みなさいと言っても読まないから仕方がないので読んでyっていた」と言う件は大いに反省させられました。その晩、家に帰って息子に読んでやったものです

Dさん

 12箇条の方が私もどきっとしました。特に名作や良書だけを読ませること、子どもが本を選ぶ時に口出しすることと言うところです。
 確かについ自分がいいなと思うん本だけを買い与えていたような気がします。

参加者

 そうそう。うちもだわ。

Dさん

 この頃,図書の時間を楽しみにしていて、「こんな本借りてきたよ。」と得意そうに自分の選んだのを見せます。

 子どもによって興味も違えば読むスペースも違うのに、今まで何かと無理強いしていたのかな、と反省しています。

 これからは子供が選んできた本を親も一緒に楽しく読みたいな、と思っています。たとえそれが理科の時間でも。

司会

 ありがとうございました。
 子どもの思考力は、自ら考え、決定していくことで伸びていくわけですが、図書を自分で選ぶことにも当てはまるのでしょう。


 しかし,かといって何でもかんでも任せてしまうというのでは放任なわけで、子どもたちが選ぶときのもとになる思考の種として、私たちが環境整備、例えば読み聞かせなどを行う必要があるのではないかと思います。

Eさん

 環境について。

 学校の図書から,最初は図鑑ばかり借りてきていました。


先日学校から「ニルスの旅」を借りてきて「この本僕には難しいけど先生も子供の時に読んでとても面白かったんだって。お母さん読んでくれる?」と言われて「先生の力ってすごいなぁ。」と思いました。

司会

 そうでした。返すときに「自分で読んだの?」と聞くと「ううん。読んでもらった。」と答えたので感心した覚えがあります。

Fさん

 ひらがなが読めるようになってからは自分で本を読むようになりました。

 今では眠る前に弟に本を読んであげたりしています。


 国語でおむすびころりんを習ってからは、図書から借りてくる本も図鑑から物語になりました。

 子どもは興味を持つ時期がそれぞれ違うので、無理せず「本を読んで」と言ってきたら読んであげたらいいと思います。

司会

 ありがとうございました。まだまだご意見が終わりかと思います。


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 このあと,まだまだ討論会は続きます。 

 Eさんのお話の中で,先生も子どもの頃に留守を読んで面白かったそうだから,読んでくれる?と保護者に頼むところや,「おむすびころりん」を習ってからは,図書館から借りてくる本が図鑑から物語になったというところなど,今回読んで,改めて,学校教育の重要さと責任を感じました。
 
 

7月29日 №64

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いただいたご意見をもとに学級通信で紙上討論会という形に構成する試みです。

その第2回をおとどけします。

前回からの続きです


司会

さておいしいお茶とお菓子の後はCさんどうぞ

Cさん

はい。こうしたら?と言う提案はできませんが、家の子の今までのことをお話しします。


家の子も本好きで、小さい頃からたくさんの本を読んであげました。

毎日毎日読んで読んでと何冊も。そして1冊お気に入りができるとずっと同じ本を1週間、2週間続けて読んであげていました。


ひらがなは読めるようになり、そろそろ自分で読んだらといってもやはり読んで読んでと、自分では決して読もうとはしませんでした。

仕方がないので今までずっと小さい頃してあげたのと同じに読んであげてきました。


ところが1年生になって音読が好きになってから急に自分で読もうという気になってきたようで、自室で黙々と読んでいる姿をある日焼けしました。

司会、参加者

ほーっ(感嘆のため息)

Cさん

時期を待っているのが良いと言うことでしょうか。


でも夜は読んで読んでと相変わらず毎晩読んであげています。

司会

ありがとうございました。
おうちでのかかわりなしには教育は効果が上がらないと言う思いを強くいたしました。
このような支えがあってこそ我々の仕事は子どものためになっていくのですね。


今のお話でどなたかご意見をお持ちの方…。


(…と、会場見回し発言を促す司会者)


●第一回の討論会に意見が寄せられ、嬉しく思っております。さてせっかく出された意見ですので、何か反応をお待ちしています。ほんの1行の反応でも意見の発信者としてはすごい張り合いになるのです。



はい。
この時点では,まだ数点しかご意見をいただいていなかったと思います。

だから(会場を見回して発言を促す)などと書き込んでいるのだと思います。


「何か反応をお待ちしています」としきりにご意見をお願いしていますね。


しかし,当時の保護者の皆さんは,結構応えてくださいました。
この後,なかなか充実した討論会になっていきました。
まだまだ続きます。

7月29日 №63


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 今回は,紙上討論会です。保護者を教育に巻き込み,連携してよい教育につなげようと思って学級通信を出してきましたが,保護者からいただいたさまざまなお手紙をただ紹介するだけでなく,編集して読み物に仕立て上げれば,より参加しているという感覚がたかまるのではないかと思って,ご意見を募集しました。

 いくつかご意見が集まったものを,形にしていったものを,これから数回に分けてご紹介します。


第一回市場討論会「読書指導について考える」


匿名希望とは書いてはいらっしゃらないのですが、一応匿名といたします。

余計なことでしたら申し訳ありません。

臨場感を出すため会話タッチにしましたこれも勝手にしてしまってすみません。

Aさん

「家では指導らしい事は何もしていませんね。音読カードがあるので,一ます進みたいがために自分の読みたいものを読んでいますよ。

最近ではひらがなをすらすら読めるようになってきたので自分から家の本を読んだりしています。

司会

ありがとうございました。

Aさん宅では「音読カード」が唯一の指導と言う事ですね。

しかしお話では「自分から家の本を読んでいる」ということです。カードだけではなかなかそうはならないと思っていらっしゃる方も多いでしょう。

きっと音読カードプラス何か秘訣があると思います。奥さんへの関わり方がきっと良いのだと思われますが、お気づきでないのかもしれません。また、家の中に何らかの環境があるのかもしれません。ぜひそのことについて再度お考えの上、お教えいただければと思います。

Bさん

その「環境」についてですが、面白い本を借りてきておりますのでご紹介いたします。チャッツウッドの図書館で借りた「海外子女教育マニアル」という本です。その中に「子どもを本ぎらいにするには」と言うことで次のように述べてありました。

子供を嫌いにするには…

1.読み聞かせや語り聞かせをしないこと

2.早く文字を覚えさせようとすること

3.子どおにもっと難しい本を読めと言う事

4.書店で子供に本を選ばせるときには口を出すこと

5.名作や良書だけを読ませること

6.本を読め読めとだけ言う事

7.わが子がどんな方読んでいるか気にしないこと

8.本を買い与えさいしていれば良いと思うこと

9.読書しなくても子は育つと思うこと

10.高すぎて買えないと思うこと

11.全集をそろえたがること

12.読書感想文を書かせたがること

司会

ありがとうございました。早くも極めつけの資料の登場といったところですね。

「この12のことを忠実に守ればあなたのお子さんもきっと立派な本嫌い。」といったところでしょう。

この12箇条はいくつかのバージョンがありまして、別の本でお読みになった方もいるかもしれません。この「海外市場マニアル」も引用であると思われますが、お分かりでしたら参考までにお教え下さい。

Bさん

娘の場合、自分からは読まないとは言っても、私が読み聞かせると夢中になり、かなり感情移入してしまいますから「この段階から少しずつ」と思ってあせらない方が良いのかもしれないなあとも考えています。

司会

ありがとうございました。

それではこの辺でティータイムにしましょう。


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第1回はこんなところでした。
第2回に続く

7月28日 №62
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紙上討論会へのご参加を

 さて、教育は親と教師の協力のもとに作り上げていくもの。そのためにエミュークラブがあります。
 より質の高い教育を作り上げるためには教師からの一方通行ではダメです。


 あるお母さんから読書指導についてのご質問をいただきましたので、これを機会としまして、第一回の紙上討論会を開きましょうよ。


 生活カードに気軽にお書きください。

 匿名が必要であればそのようにいたします。


 題は、


読んでもらうのは好きだが、自分から読もうとしないことを指導すれば良いか。


です。これでいいですか。別に緊急の題があればどうぞ。


 読書指導についておうちでとられている方法、失敗例、成功例をお寄せください。


※尚,情報はGive and take が原則。「どなたかが書いてくださるでしょう。」ではそのまま立ち消えていく宿命を、この紙上討論会は背負っておりますのでどうかよろしく。

結ぶ(4)

 今日(27日)も子どもの様子を見た。
 今日は包んでもらってきている子が食後に自分でナフキンを結ぶ様子をみたかった。
 その子は実にしなやかな手つきで結んでいた。

 食べ終わってそばにいた子が「私もやらせて」と言って結んでいた。しなやかであった。
 この子もナフキンで包んでもらってきている。

 もう1人やってきて「こんなの簡単だよ」と言って上手に結んで見せた。
 この子はナフキンは無い。


 私は遠くからこっそり見ていただけである。何も意識付けはしていない。

 しかし子どもたちはお弁当のナフキンを通して、自然に結ぶ遊びをしていると言う事実がそこにはあった。


◆何とか学級通信で保護者同士をつなげよう,輪を作ろうといろいろと考えてみましたが,いただくお手紙を元にそれを編集して座談会方式で伝えたらいいんじゃないかと思いました。
 そこで,上のように保護者に依頼したのです。 
 我ながら実にいいアイデアだと思いました。
  結果は何人もの保護者からお手紙をいただきましたが,その後の編集が大変でした。

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