Lyustyleの教育ちゃんねる

カテゴリ: 教師の技術

 子どもが教室でとびはねていたり、ろうかを走っていたりします。
 すると、私たちは「静かにしなさい!」とか「走ってはダメ!」などと注意しまよね。

 ですが、当の本人にはまったく聞こえていないことがあります。
 教師の注意などとこふく風。
 飛び跳ね続けたり、止まらずにどこまでも走っていったりします。

 でも、決して言うことを聞くつもりがないわけではありません。

 自分が走っているとか飛び跳ねているなどの感覚がないから、教師の声がまったく耳に入らないのです。

「先生、なに大声で叫んでるの???」という感覚です。

 ですから、まずは子ども自身に、今、自分がどんな状態にあるのか気づかせてあげないといけません。

 走っている子どもに「今、走っているんだよ。気づいている?それが走っているということなんだよ」と気づかせるとうことです。
 教師の言う「走る」という言葉と、実際に自分が走っている時の感覚。
 これを結びつけてやることで、子どもはやっと走っている自分の感覚に気づくことができるんです。


「腕をまっすぐ伸ばしなさい」
 そういっても子どもは伸ばしません。
 でも、やる気がなくてだらっとしているのではなくて、自分の腕が曲がっていることに気づいていないんです。自分は真っ直ぐに伸ばしているつもりなのです。

 いや、そんな子どももいますよ。でも多くの子どもは一生懸命にやってるんです。

「腕を水平になるまであげなさい」も同じです。
 180度どころか、120度程度の開き具合までしかあげられない子どもがいます。
 これも同じように自分の腕が水平になっている状態への気づきがないのです。
 
 ひじに手を添えてあげてそっと曲げ、「ほら、肘が曲がっていたでしょ。のばすっていうのはこんな感じになることだよ」という指導が必要です。

 同窓会の時、大人になったその時の子どもから、「あの時、先生が肘を持ってまっすぐにしてもらって初めて曲がっていることがわかった」と聞いたことがあります。

 子どもの自分の体への気づきというのはそのようなものですよね。
 
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次のようなことを考えています。


「足をペッタン」なんて、1時間中できるわけじゃないです。
私が1時間中足を床につけておけなんて言われたら、どうにかなってしまいます。腰が痛くなって席についていられません。

一時間中足を床につけて姿勢を正しくさせておく、というのは何かの修行のようなものです。
学ぶ場で行われることではないと思います。

時折、必要なシーンできちんと姿勢を正す指示を出すことが大事であって、学びの場では、むしろリラックスさせたいものです。

当然だらっとさせるという意味ではありませんよ。いらない力を抜かせるということです。

足をぺたんとつけたままでは、そこに気持ちが行って、学ぶどころではありません。

緊張した脳では、考えをめぐらすことができないでしょう。

授業の要所で規律をただし緊張させたら、力を抜かせることも積極的にやりましょう。

往往にして、学校では緊張させっぱなしにする傾向があります。

だから、授業が終わった後、その反動で走って教室から飛び出て、ぶつかって怪我をするのです。


よく考えていることです。
子どもをいかに緊張から力を抜かせるか。
放っておくと,力が入りっぱなしになってしまうので,注意が必要だと思っています。
適切に緊張を抜くチャンスを作ってあげたいなと思っています。

時折笑いを入れることも重要。
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